ISO9001:2015 要求事項への対応方法(条項7)

7支援
7.1資源
7.1.1一般
旧規格と比較して、新規要求事項はない。b)に外部提供者から取得する必要があるものとあるものの、これまでの同様の取り組みでよいと思われる。
7.1.2人々
旧規格と比較して、新規要求事項はない。
7.1.3インフラストラクチャ
旧規格と比較して、新規要求事項はない。
7.1.4プロセスの運用に関する環境
旧規格と比較して、新規要求事項はない。
7.1.5監視及び測定のための資源
監視機器及び測定機器の管理に関するもので旧規格と比較して、新規要求事項はない。
7.1.5.1一般
旧規格と比較して、新規要求事項はない。
7.1.5.2測定のトレーサビリティ
旧規格と比較して、新規要求事項はない。
7.1.6組織の知識
ここは旧規格にはない要求事項である。
注記1にある通り、ここでいう組織の知識は組織に固有な知識としているので、ごく一般的に業務遂行上必要とされる知識や技術とは異なる。そこでここでいう知識という言葉を別の言葉で言い換えれば、その組織のノウハウといっていいと思われる。組織の事業運営上、獲得されたノウハウを特定して、それを明示し、利用、改善できるようにすればよい。
取り組むプロセス毎に社内のノウハウとして特定できるものを抽出し、利用状況を整理しておくとよいと思われる。
7.2力量
必要な力量の範囲が広がった。
システムのパフォーマンスと有効性に影響を与える業務を対象する力量なので、製品及びサービスの品質に限定していない。システム適用範囲の全てにわたって力量の特定とその維持、管理を要求している。
取り組み方は旧規格と同様でよいと思われる。(適用する業務の範囲が広がっただけだと理解すればよいと思われる。)
7.3認識
旧規格と比較して、新規要求事項はない。
7.4コミュニケーション
旧規格と比較して、新規要求事項はない。
7.5文書化した情報
旧規格のように、事細かな要求事項は無くなり、比較的自由に文書、記録の管理ができるようになった。
但し、事細かく要求されないだけで、要求事項は同程度と理解して、これまで通りの文書、記録の管理をすればよい。
(管理のための管理をしているような手順があれば、改定すればよい。)
7.5.1一般
旧規格と比較して、新規要求事項はない。
7.5.2作成および更新
旧規格と比較して、新規要求事項はない。
7.5.3文書化した情報の管理
7.5.3.1
旧規格と比較して、新規要求事項はない。
7.5.3.2
旧規格と比較して、新規要求事項はない。